Insights — 成果
海外研修の成果をどう測るか。同じ学生に、同じ質問を、出発前と帰国後に
「行ってよかった」の感想だけでは、研修の価値は学内で説明できません。キミタビが続けている、同じ人に同じ質問で変化を測る方法と、2026年夏の数字を公開します。
文:株式会社IMPACT ASIA
海外研修の報告書は、写真と感想が中心になりがちです。けれど学内で研修を続けるには、「何がどれだけ変わったか」を説明できる材料が要ります。
同じ人に、同じ質問で測る
キミタビでは、同じ参加者に、出発前と帰国後に同じ質問をして比べています(10点法)。人数(n)を必ず添え、良い数字だけを選ばないことを決まりにしています。
| 質問 | 出発前 | 帰国後 | n |
|---|---|---|---|
| 英語を話すことへの抵抗(低いほど良い) | 4.77 | 3.32 | 22 |
| 英語で伝えられる自信(高いほど良い) | 4.05 | 5.86 | 22 |
| 治安への不安(低いほど良い) | 5.83 | 3.33 | 24 |
帰国後だけに聞いた項目もあります。「価値観が変わった」は10点中8.6(n=77、73%が8以上)、満足は96%(n=55)でした(いずれも2026年夏)。
測るときの3つの決まり
- 同じ人の、前と後を比べる:出発前の回答者と帰国後の回答者が違うと、変化は分かりません。
- n を添える:小さな n の数字は、そのまま小さな n だと書きます。
- できていないことも書く:たとえば、村に残っている仕組みはまだ少なく、子どもが語った将来が実現するまでの壁には、まだ手が届いていません。これも報告書に書いています。
帰国後も、同じ設問で追う
研修の効果は、帰国直後だけでは分かりません。キミタビでは、帰国の1か月後・3か月後・半年後に、同じ設問で聞いています。宣言したことが進んでいるか、進路や学びの選択に影響したか、続いていることは何か。
学校で使える形
実施報告書(大学向け)は、資料請求をいただいた教育機関にお送りしています。学内の報告や、次年度の企画の材料としてお使いください。
