Insights — 導入
学外の海外研修を単位認定にするまでの進め方
学生が個人で参加する海外研修を、大学の単位として認めるには何が要るのか。単位認定校6校(2026年9月時点)と、学科の正規プログラムに採用された例から、学内で進めるときの順番をまとめました。
文:株式会社IMPACT ASIA
「学生が自分で見つけてきた海外研修を、単位にできないか」。国際交流やキャリアの窓口に、そんな相談が来ることがあると思います。
キミタビは、2026年9月時点で6校が単位として認めています(実践女子大学・白百合女子大学・戸板女子短期大学・関西外国語大学・大妻女子大学・白梅学園大学)。関西外国語大学では、英語国際学科の「カンボジアコース」として、学科の正規プログラムにも採用されています(2027年1〜2月、単位認定科目「海外事情研究」)。
認定までの一般的な順番
- 学内の制度を確かめる:学外の研修や留学を単位として認める制度(名前は大学ごとに違います)があるか、どの科目に読み替えられるか。
- 研修の中身を、科目の目標と照らす:何を学ぶか、何時間か、どう評価するか。
- 資料をそろえる:日程、学習の時間数、学ぶこと、成果の報告の形。
- 学生への案内に、認定の条件を書いておく:申請の期限、提出物。
- 帰国後に成果を報告する:レポート、発表、振り返りの記録。
研修側が出せる資料
キミタビでは、認定の検討に必要な次の資料をお出ししています。
- 13日間の日程と、学習のサイクルの設計(出発前・現地・帰国後)
- 英語の学習の時間(出発前のオンライン英語 最大8回、現地 6日間・18コマ)
- 毎日の振り返りの記録の仕組みと、出発前と帰国後の変化の測り方
- 実施報告書(大学向け)
単位にするときに気をつけたいこと
- 評価を、研修の「参加」だけにしない:出発前の目標と帰国後の振り返りを、評価の材料に入れると、学生の学びが言葉に残ります。
- 学生の費用の負担を、先に説明する:研修の費用、航空券、保険など、参加費に含まれないものを案内に書いておきます。
- 安全管理の体制を、学内で共有する:大学として送り出す以上、緊急時の連絡の流れを確かめておきます。「海外研修の安全管理で確かめるべきこと」にまとめました。
認定の検討のための資料は、資料請求のフォームからお送りします。
